未来を先取りしすぎた奇跡のデッキ村上スペシャルについてお話します
ポケカプレイヤーのみなさん、おはこんばんは。
突然ですが、こちらの画像をご覧ください。
はい、この画像を見てあなたはどう思ったでしょう?
とある人は紙束、とある人は神、とある人は強そうなどと色々思ってることでしょう。
えー、このデッキはかつてカプ・テテフGXやゾロアークGXなどが現在のデュエルマスターズクラスに値段がイカれていた時代、伝説のツイッターユーザーである村上様が考案した通称村上スペシャルと呼ばれているデッキです。
特徴としては、当時発売されていたスタートデッキ炎をベースに改悪、、、いや天才プレイヤーである村上様が扱いやすいように調整されたデッキで、カードゲーム初心者にありがちな、サーチやドローを積むより現物を入れたほうが今引きできるから良いという間違った、、、いや最強デュエリストのドローは全て必然で地を行く最強デッキです。
当時ポケモンカードは品薄で、カードがとても高かったためカプ・テテフ、シロナ、グズマのような汎用が積まれておらず、揃えやすくなっておりしかも村上様曰くそんなもんいらんし、これで勝てる!というわけですから、初心者にはありがたいデッキでもありました。
決して汎用が買えない故の悔しさでカプ・テテフGXいらないと言っているわけではなく、なくても勝てるからこの構築なんですよねぇ…すごい…
当時彼の意図を汲めないポケカプレイヤーたちは、このデッキをビジュアル系バンドのドラムか?ってくらいボコボコにしており、自分はとてもおもしろ、、、いやM-1グランプリ決勝を見てるくらいの気持ちになっていました。
村上様が伝説となった今の時代ではこのデッキを崇める者や、ミラーマッチを行う者など様々な遊ばれ方をしています。数年前のデッキなのにいまだにファンがいるのってすごいですよね。
実は村上スペシャルって今でもファンがいる以外にもすごいところがあるんですよ。今からそれについてお話します。
当時としてはゴミみたいなカードを集めたクソデッキだった村上スペシャルなんですが、採用されてるカード(似たような名前や効果のやつ)が後の時代に環境に上がってくるという謎の現象が発生しまくりました。
未来をイキスギ!と言われたデッキがほんとに未来にいきすぎてたなんてすごすぎる。
とりあえずどう未来をいきすぎなのか解説していきましょう。
にわかだったらごめんなさい。
・ベースが炎
今では信じられないかも知れませんが、当時のポケカの炎タイプは、ロマンはあるけどいまいち足りないと言った感じのデッキで環境に上がってくるというほどではありませんでした。
それが、村スペが発表されてから数ヶ月、ダブルブレイズとか言うクソパックにより暴れ始めます。
炎は溶接工を筆頭に強力な炎サポートが収録され、スタン落ちまで使われ続けると言う実績を残しました。
村スペ当時では考えられず、デッキコンセプトが未来をいきすぎてましたね。
・リザードンGX
これも当時はロマンだったんですが、とあるカードのお陰で評価が上がります。
ミュウツー&ミュウです。
特性パーフェクションにより、場かトラッシュのGXポケモンが持つ技を使うことができるので、このカードのぐれんのあらしを使うことができるようになります。
また同名異効果のファミリーリザードンもGX技で同じ火力を出せるので使われています。
リザードンGXは後の環境カードとして使われることになるので村上様はすごい。
・レシラムGX
初期のズガドーンGXのエネルギー元だったり、リザードンと合体して環境になるので実質環境。
・パルキアGX
水バレットがピカゼクのエネルギー加速メタに水タイプ版パルキアを採用し始めたので未来先取りです。
・ホワイトキュレムGX
非エクのホワイトキュレムがいてつくほのおで160出せて使われていたので実質環境です。
これをアタッカーに据えた水バレットがシティを勝ち抜いて話題になっており、実質環境です。
エンニュート入りハンドデッキが一時期強かったので実質環境入です。
レシリザで確定数ずらすのに使われて一時期買い取りが付くくらいのカードになっていたのでほんとに先取りしすぎ。
・タイマーボール
村スペ当時はあんまりでしたが、後のゾロアークGXデッキで使われるので環境です。
・むしよけスプレー
スタン落ちでベンチに干渉できる手段がめちゃくちゃ限られていたときに同じ効果を持つフィオネが使われるようになったので実質環境です。
・こだわりメット
ピカゼクでブレイブキャリバーから逃れるためにおまもりが入っていたので実質環境です。
LOのキーカードなので環境です。
・カキ
レシリザの登場でありえないぐらい壊れた環境カードです。
・ククイ
ゾロアークGXが一撃でテテフを取れるようになるので環境です。
最後に
正直解説だるいので途中から適当にしました。
すいません。