自転車で転倒事故を起こして肋骨を4本折られました
うぃっすうぃっす。
いきなりなんですけど自転車で転倒事故を起こしました。
経緯なんですが、ここ一ヶ月毎日19時まで残業(始業が8時で通勤が30分近くかかるので、7時起きのため実質12時間拘束)して土曜休みもなしの生活が続き、鬱になりそうで疲れていた私は仕事が終わると1分でも早く自宅に帰るために毎日自転車を飛ばしていました。
その日も同じように自転車を飛ばしていたのですが、雨の日でした。
まさかいつもどおりの道があんな罠になってるなんて当時は思いませんでした。
いつもの道を約25キロ近くのスピードで走っていた私の目の前に信号が見えました。
その信号は変わるのが遅く、今の青信号を逃してしまうと信号待ちが長いと考えた私はそのスピードのまま交差点に侵入しました。
まあいつもやっている事なので、そんな危険はないと思ってました。
しかし、交差点に侵入したところで違和感が。
ハンドルもブレーキも効かず、真っ直ぐと自転車が謎の力で進み始めたのです。
即座にスリップしてることに気が付きなんとかしようとしましたが時既に遅く、自転車が転倒し、ものすごい勢いで体がアスファルトの地面に叩きつけられました。
ゴンッ!と言う音とともに自分の頭と体がアスファルトに叩きつけられバウンドで更に弱めのがもう一発きたのを覚えています。
転倒後、俺死んだなと言う感情と、よくテレビで見る事故特集のバイク側視点みたいな光景になって草と言う感情が浮かびましたが、意外に意識はなんとか保っており信号が変わる寸前で、どかなきゃやばいとなりすぐさま起き上がろうとしますが、ふらついて中々起き上がれない。
3回くらいこれを繰り返したらなんとか起き上がれて自転車を引いて歩道側に移動を開始し、それと同時にバイクの運転手と車の運転手が降りてきて移動を手伝ってくれました。
移動を手伝ってくれたバイクの人と散らばった荷物を拾ってくれた運転手の人には感謝しかないです。
両者なんとか私が意識を保っていることを確認し、私が一人で大丈夫と言う事を伝え、分かれました。
事故現場にいるのが恥ずかしく、痛みもすぐ収まったので、立ち去ろうと自転車にまたがって移動しようとしますが、さっきまでなかった激痛が走り断念。
自転車に乗るとこの痛みが発生するので、しばらく休んでから移動することにしました。
とりあえずその時間で事故が何故起こったか整理しました。
事故現場を改めて見たとき多分この溝にハマったとしか思えないし、実際そうでした。
こんなのわかるわけないよ。
後で連絡入れた職場の先輩によると、俺もここで転んだと言っていたのでガチで危険だからなんとかしたほうがいいと思います。
あと当時は雨なので、雨合羽を着ており色々肌への直接的な衝撃は和らぎましたが、いつもは半袖のみで通勤しているので小雨だったこともありもし着ていなかったらと思うとゾッとしました。
痛みが中々収まらず、救急車なりを呼ぼうとした矢先、警察の人が到着します。さっきの人が呼んでくれたのでしょう。ほんとありがたいです。
警察に諸々事情を説明していたのですが、ほぼ職務質問で悪いことをしている気分になりました。
その間にさっきまで痛みがなかった箇所から痛みが出てきてまあまあ焦りました。
そうしてる間に救急車が到着、痛みが激しくなり、さっきと違い歩くのすら困難な中車に乗り込み、搬送する病院を探しますが、
救急の人「○○県の人らしいですが、ここは△△県なので△△県で病院探しますね。」
私「え?」
私は○○県から△△県へ仕事に通っているのですが、その事故現場はあと500メートルも進めば県境。
救急「1番○○県と近い病院が受け付けられないので5キロ離れた病院に行きますね。」
警察「自転車救急車に乗せたかったけど無理だし、警察で運ぶのも無理だから鍵かけて放置しといてね。」
私「え?」
めちゃくちゃきつかったです。
あと500メートル先で事故れば我が県の病院に運ばれ自宅へ帰ることも容易だったのに、なぜそんな離れたところに行かなきゃならないのか?なぜ高い金出した自転車をあんなところに野ざらし放置しなければならないのか。
いろいろな感情が湧き上がりましたが、痛みが酷くなり普通に気絶しかけたのと、移動中の振動がアホみたいに患部に攻撃してくるのでどうでも良くなりました。
病院に到着。
搬送される救急車の中で熱を測ったのですが、その時は平熱だったのに、病院で図ると7度5分。
頭部を打って発熱するのはやばいと聞いたことがあるので、普通に怖くなってメンタルがやられていたところに
看護師「コロナかも知れないんで検査しますね。」
んなアホなことがあるか。早く診てくれ俺を。
と心の中で悪態を付きながら検査待ち。
数ヶ月前にコロナにかかっているのでPCRの内容を知ってるため口の中にツバを貯めていたところ。
看護師「はい、鼻の穴に綿棒通します。」
私「え?」
いきなり綿棒を鼻の穴にぶち込まれしかも超絶奥にぶち込まれたのでとてつもない激痛が走ります。
正直事故より痛かった。
あらゆる痛みでほんとに気絶するだろと思った矢先。
看護師「反対側もやりますね。」
私「!?」
反対側にも激痛が。
正直鼻の痛みの方が痛くて、絶対コロナ由来じゃなく強打由来の熱なのにこんなふざけた検査をする病院を燃やしたくなりました。
しかもこの検査10分くらいかかるので、待ち時間も長く再び痛みで気絶しそうになりながら外で待たされます。
その後結果が出て診察へ
CT検査になりますが、寝転がるのがもう激痛+ガチガチに固定される+MRI系が苦手という事で別の恐怖を与えられました。
検査もすぐ終わり診断結果
医師「頭部は問題ないですけど、肋骨は4本折れてますね。」
私「だろうね。」
やはり骨折していました。人生で初めて骨折、しかも4本も。
医師「明日改めて整形外科行ってください、薬と固定器具渡しときますね。あと頭部は今は問題ないですけど様子見しといたほうがいいです。」
そう言うと薬と英国のババアがつけてそうなやつを貰いました。
書類を確認していると
いやめちゃくちゃ怖いこと書いてる。
その日は自転車を身内に回収してもらい、タクシーで家に帰りました。
次の日改めて整形外科へ。
医師「検査しますね。」
この検査昨日もした。
医師「全治一ヶ月から二ヶ月ですね。」
めちゃくちゃ重たい怪我じゃねーか。
アニメで肋骨は軽々と折れるし正直大丈夫だろと思ってたら4本も折れてるとそうはいかないんですね。
ついでに頭を強く打ったので整形外科だけではなく脳神経外科にも診察してもらう。
医師「大丈夫です。」
私「まじでよかった。」
正直一番の不安が消えたのでこれが一番嬉しかったです。
そしてコロナで長期間休んだ会社に再び長期間休むことを報告する気まずさ。
正直残業って選択性だと思うのに断る選択肢すらなく働かせてるから疲れとかでこうなったんでは?と思いながらめちゃくちゃ申し訳無さそうに連絡しました。
これで自転車事故リポートは終わりです。
みなさんも雨の日は気をつけましょう。