バイトをバックレた話

※最初に

 

当時の曖昧な記憶を頼りに書いているので、多少盛りや虚言もあるかもしれません。

 

それを承知の上でお楽しみください。

 

どうも、最近フォロワーさんが昔のバイトがつらかった思い出を語っていて、私も昔色々やらかしたなと言うことを思い出したので書こうと思います。

 

このバイトを始めたきっかけは友達でした。

 

当時、フリーターをしていた私はちょうどニート期間を迎えており、新しいバイトを探さないとと思っていたところに友人からこのバイトに一緒に応募しようと誘いが来ました。

 

そのバイト先は私の住んでる市内で複数の店舗営んでいる酒屋でした。

 

先に私が通うことになる店舗とは違うところでバイトをしていた別の友人いわく、とても楽だしそこそこ給料もいいとのことでした。

 

私も「この内容で時給950円はいいかも。」と乗り気になっていました。

 

バイトに応募し面接。

 

面接では店長らしき人から仕事の内容などを教えられ、労働の時間などが教えられました。

 

基本のシフトは朝10時から昼の3時までの朝の部、昼の3時から夜の8時までの夜の部で、学生とかなら学校もあるしある程度融通も聞ける。

 

あと給料は950って言ってるけど最初は研修期間があって750と言う事も言われました。

 

そんなことどうでもよく、私はめんどくさがりで正直面接受かろうが落ちようがどうでもよかったため、朝の部を希望し、土日は不可とほんとに面接受けに来た?と言う返答をして帰りました。

 

その翌日合格、友人もどうやら合格しておりついに私のバイト人生が始まりました。

 

出社初日、

 

店長「シフト貼ってるから見といてね。」

 

店長にそう言われ確認する私。

 

「うわぁ…なんだこれは。」

 

面接の最初に朝の部、土日無理と答えていたにも関わらず、朝夜のフルタイム、土日出勤。

 

目を疑い私は店長に

 

「あの…私無理だって言いましたよね?」と伝える。

 

すると「ああ、ごめんごめん。」

 

ほんとにわかっているのかこのハゲ(店長はスキンヘッドに髭面の強面)と思いながらその日は仕事をやり、シフト表が変えられたことを確認し帰りました。

 

そんなことがあり初給料日を迎え、希望シフトを伝えるが地獄の始まりだった。

 

翌日、シフトを確認、すると、

 

「なんでまたフルタイムばっかりやねん!」

 

一応土日すべてを休み希望に出していたので、土日は休みだったのですが、面接の最初に朝の部シフトだけと答えたにも関わらず、何故かフルタイムばかりに

 

おいおいおいと思っていたのもつかの間、店長が衝撃の一言。

 

「君ちょっと土日休み過ぎちゃうか?」

 

俺は一番最初に朝の部だけ、土日なし言うたやろがい!と心のなかで思い、フルタイムのシフトに対してあるはずもない用事があるといい変えてもらいました。

 

そして2ヶ月目同じようにシフトを希望し、今度こそフルタイムをなくしてほしいと思ったのに

 

「やっぱフルタイムかよ。」

 

隙あらばフルタイムにしようとするバイト先。

 

そして店長の

 

「君シフトに文句言いすぎちゃう?」

 

なめてんのか馬鹿野郎。

 

ここでふと思い出す。研修期間いつ終わるのだろう?

 

一緒に働いてる友人に研修期間終わった?と聞くと、まだ給料750だけど?と答えられる。

 

正直自分でバイト先で無能だなと思っていたので安心と疑問がわく。

 

いつ研修が終わるのだろう。ちなみに友達もやめるまで俺もバックレるまで給料が変わらなかったのはまた先の話。

 

そんなこんなで、バイト先のフルタイム圧や土日圧に負け、言う通りに働いたり後輩ができたり、給料が変わらないのでバイトを雑にやったり、携帯をいじるために1日100回くらい(誇張とかではない)トイレに駆け込むなどをしていた私。

 

私「2ヶ月連続給料十万超えたんだけど…」

 

時給750円、朝だけ土日なし希望の人間が2ヶ月連続給料十万がどれだけつらいことがわかるだろうか?

 

何故かパートのおばちゃんが私の給料が十万なのを知っており、めちゃくちゃすごいと褒められたのですが、給料の額がおばちゃんにバレてるって正直意味分からないしプライバシーとは?となりました。

 

同じくらいの月

 

友人「俺バイトやめる!ここおかしい。」

 

今更洗脳が解ける友人、最近後輩たちとここのバイトおかしいから全員でやめん?と嘘半分本気半分で談合していたタイミングでの友人の発言。

 

正直羨ましかった。私にはやめる勇気がなかったので。

 

店長の「○○がやめるとお前が2番目に長いバイトになるからこれからここ背負ってかなあかんな!」

 

内心誰が背負うかと思いながら、愛想笑いで返す俺。トイレにこもってるやつにかける言葉じゃないだろそれは。

 

友人がやめ、しばらくするとやめる勇気が私にも湧いてきました。

 

そして、店長にそれを伝えると、

 

「あと一ヶ月は残ってくれ。」

 

そう言われました。友人は2週間でやめたのに私は一ヶ月かよと悪態をつきたくなりましたが、最後まで我慢。

 

そしてシフトが発表されると、

 

「この日は絶対休みたい日なのに!」

 

なんと当時やっていたカードゲームの発売日にシフトが被る痛恨のミス。

 

どうやらシフト希望を出すときに、私が日にちを間違えたようです。

 

他の人に変わって貰おうとしましたが、その日は誰も空いておらず、そもそもたまにあったのですが、シフト希望日を無視され、それの代役を私が探すようなクソバイトだったので変えられる期待などしてなかったのですが。

 

死んだ顔をしながら発売日までのバイトを頑張る私。

 

そしてついに当日が来ました。

 

私はというとバイトをバックレて友達とカードゲームをしていました。

 

やたらと同僚からラインが来たのですが、既読無視をして放置していました。

 

そしてカードゲームを楽しみ帰宅すると、母親が焦った顔をしながら自宅の受話器を私に回してきて

 

「あんた!バイト先の人から電話今きててカンカンやで!」

 

そりゃそうだろ。バックレてんだからと思い、受話器を受け取る。

 

店長「ワーワー!」

 

店長は何やら怒っている様子で、ここをバックレるようなら他のところやっていけないぞや、仕事内容が違うのはよくあることや、給料に文句言うなら給料分働いてから言えなどまあよくあることを言っていました。

 

実は私は突然バックレたわけではなく、計画的にバックレを企んでいたので、あらゆるマニュアルを読み込み、給料貰えなかったら労基に通報する連打で店長の全てを論破しました。

 

このときにめちゃくちゃ腹立ったのが普段給料は振り込みなのに、今回だけ手渡しになったことですね。

 

そして、話を終わらせ、母親に怒られながら給料日を待つ、そして手渡しだったから取りに行こうとしましたが、ふと口座を覗くと給料が振り込まれていました。

 

もしかしたら私に恐れおののいたのかなぁ…

 

それから数年たった今、そのお店を見に行くとコンビニに変わっていました。悲しい。

 

そして今の職場がなんの偶然かそのコンビニの隣にありました。

 

怖いなぁ…

 

最後に

 

面白かったらTwitterで記事引用でもしてください。